2016年2月19日金曜日

2/27 夏目漱石『こゝろ』朗読会、最終回です


蔵前in-kyoさんでの朗読会の翌日、打ち合わせがあって本駒込へ。パラパラと降っていた雨がやんで、帰り道に夏目漱石旧居跡へ寄ってみました。

旧居跡といっても何もないことで有名な場所です。石碑と、そばに猫のオブジェがあるだけ。でもそれもいいのかな(家屋は明治村へ移築されているそうです)。
お蕎麦やさんに寄ってお昼を頂いて、外国人観光客のグループが思い思いにお蕎麦をすするのを眺める。


さて、2/27(土)は『こゝろ』朗読会 atマレビト。
昨年から毎月数話づつ朗読してきました夏目漱石の『こゝろ』、いよいよ最終回です。
前回までのあらすじもご用意しておりますので、初めての方もこの機会にどうぞお気軽にご参加ください。


⬛︎朗読ワークショップ 17時~(1時間ほど)
声を出すことを自然に楽しみましょう。

テキスト:当日のお天気やご予約頂いたお客様の雰囲気に添うものを選びます
参加費 :2,000円
要予約 :okayasukeiko@gmail.com
定  員:5名

 
⬛︎朗読会 19時~(1時間ほど)
読み物:夏目漱石『心(こゝろ)』 第14回
入場料:1,000円
定 員:なし。当日の飛び入りご参加も大歓迎です。
要予約:okayasukeiko@gmail.com

中央区新川(最寄駅は萱場町です)のMAREBITO(中央区新川1-3-23/八重洲優和ビル2階)にて。お待ちしております。

2016年2月17日水曜日

in-kyo朗読会 終了しました。

先週土曜日に、蔵前in-kyoさんでの朗読会が無事に終了しました。
この日の読み物は、in-kyoのちえさんが文章を書くきっかけを下さった永井宏さんのご著書『モンフィーユ』(アノニマスタジオ)。
ご来場の皆様、そしてこの朗読会開催を快諾して下さったアノニマ・スタジオ様、永井恵子様、本当にありがとうございました。

最初で最後の、蔵前in-kyoさんでの朗読会。
ちえさんからご依頼を頂いて、『モンフィーユ』から読む文章を選んでいるとき、二つのことを感じました。
一つは、『モンフィーユ』の中にin-kyoさん、ちえさんが出てきたこと。そのものが出てきたわけではなくて「あれ?これちえさんのことみたい」「in-kyoさんの夏の風景みたい」といった文章が、いくつもいくつも出てくるのです。
ちえさんが朗読会の始まる前に、「(in-kyoを始めて、)永井さんのことを忘れたわけじゃないけど、ごめんって思った」り、「永井さんとの対話ができているのかな」等々おっしゃっていたけれども、永井さんの名前を出したイベントなどがなくても、ちえさんは自分でも知らぬ間にin-kyoさんの空間で永井さんと見えない対話をされていたんだな、、、と思いました。

もう一つは、やっぱり永井さんの存在を感じたこと。
『モンフィーユ』の編集をされた丹治史彦さんも多忙な中をいらして下さり、ご感想に「永井さんの存在を感じた」とおっしゃってくださいました。同じことを、私も構成を考えながら思っていて、「in-kyoのちえさん」に添う読み物を・・・という主旨で選んでいても、ちょいちょい、永井さんが顔を出してくるのです。それで、私もいつしか、永井さんとおしゃべりしながら文章を選んでいる気持ちになってしまいました(・・・というのはおこがましいのかもしれませんが、でも、本当にそんな気持ちになりました)。


ちえさんとは、何年も前にとある場所で知り合いました。その頃私はまだ「朗読家」の名刺を持ち始めたばかりで、その肩書きに見合う自信がなくて、恐る恐る名刺を差し出したことを覚えています。それから何年もして蔵前のあたりをふらふらするようになり、少しづつちえさんと会話をすることが増えていきました。今回朗読会のお話しを頂くにあたり、ちえさんから、あのときの朗読家の名刺が印象に残っていると伺ったときは、まさか覚えて下さっているとは思わなくてびっくりしました。永井さんも朗読をされていたので、元々「朗読」について感じるものをお持ちだったそうです。

それらをつなげてくれた誰か、あるいは何かに、感謝してもしきれません。

年月が過ぎ、会話を交わし親しくなり、ゆっくりゆっくり何年もかけて、今回の朗読会は出来たのだと思います。責任は重いけれど、朗読家とは、誰かの大切な気持ちをお預かりして、その気持ちを目に見える形にしていく仕事なのだと思いました。

 photo by 萬田康文(いつもありがとう!)


残り少ない蔵前in-kyoでの特別な時間をくださったちえさん、本当にありがとうございました。大好きです。
福島へ珈琲を飲みに行きます、追いかけますよー!!

2016年2月7日日曜日

2/13(土)朗読会@in-kyo(蔵前)



昨年末、in-kyoのちえさんから朗読会のご依頼を頂きました。ご存知の通りin-kyoさんはこの春に福島へ移転されてしまうので、この夜は蔵前での残り少ない貴重な時間をお借りすることになります。
また、 その時の読み物は、ちえさんが文章を書かれるきっかけとなった大切な永井宏さんのご著書を、とのこと。ちえさんの気持ちがいっぱい詰まった大切なご依頼を、襟を正して臨みたいと思います。
ぜひ、ご来場ください。

------in-kyoさんHPより転載-------

岡安圭子さん朗読会

日時: 2月13日(土)
開場18:30
開演19:00

定員20名

参加費¥2000 (コーヒーともりかげ商店のかりんとう付き)
*コーヒーが苦手な方はお申し込み時にお申し出下さい

宮沢賢治の著作などを中心に各地で朗読会を行っている
朗読家の岡安圭子さん。
in-kyoでの開催は今回が初めてとなる朗読会です。
題材は永井宏 著『モンフィーユ』(アノニマ・スタジオ)より
岡安さんに自由に文章を選んで頂きます。
永井宏さんは私(長谷川ちえ)に文章を書くこと、人との出会い、
誰でも表現はできるんだよと教えて、そして背中を押して下さった恩師です。
何気ない日常の風景から切り取られた永井さんの文章たちは、
見過ごしてしまいそうな出来事の中にある、
あたたかな光のようなものを与えてくれます。
朗読に耳をすまして。
心静かな時間をぜひお過ごしください。

この朗読会開催を快諾して下さった 
アノニマ・スタジオ様 永井恵子様にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。

【お申し込み方法】
1/26(火)正午〜受付開始致します!!

in-kyoのメールアドレスriver@in-kyo.net宛に

タイトル:「朗読会」
お名前
人数
ご連絡先 *当日ご連絡のつく携帯番号なども教えて頂けると助かります。

コーヒーが苦手な方はお申し込みの際に記載して下さい。

上記を明記の上メールにてお申し込み下さい。
メール送信後、2日経過してもお返事が届かない場合は
お手数おかけしますがin-kyoの営業時間内にお電話(03−3842−3577)を
頂けると助かります。お申し込みお待ちしております。


2016「春の白、冬の白。シャツとコトバ。」展終了

先週末の朗読会では、雪の予報まで出てしまうほど寒い中を、ご来場くださった皆様、お気遣い頂きました皆様、ほんとうにありがとうございました。
おかげさまをもちまして、「春の白、冬の白。シャツとコトバ」展が無事に終了しました。


ギャラリー「組む」さんでは、普段ストックルームとして使われている地下の空間を、初めてイベントで使わせていただきました。


  photo by Kazuyo Kankeさん ありがとうございます!

  photo by 小沼のり子さん ありがとうございます!

60数年前に建てられた当時は珍しかったというこの古いコンクリートの壁は、年月を経て味わいのある滲みや陰影がなんとも言えない雰囲気を醸し出しています。
地下なのに、天井からガラスを通して差し込む光が。蜜蝋キャンドルが溶け出してあたりを漂う空気が。そして静かに場を見守り続ける半纏が・・。
 
組むさんがオープンされてもうすぐ1年、1階と2階の白く美しい空間で十分満たされていたのに、地下にこんな特別な空間が隠れていたなんて。
 
小沼さんは「熱意で」って書いてくださったけど、きっと私は呼ばれただけ。みんなもそう、この部屋に呼ばれて、これからたくさんの「音を奏でる人」「映像を作る人」「空気を生み出す人」「感覚を開く人」等々・・が訪れて、様々に交錯し、ひろがっていくことと思います。

 
いつかまた、この部屋に呼んで頂けるように、日々を誠実に積み重ねていこうと思います。



 
  photo by 大西一雄さん ありがとうございます。

【後記】今回の朗読会の参加費(おにぎり代含)を、ギャラリー組むさんのご好意のもと、昨年の鬼怒川決壊で被災されたお米農家山崎さんへ寄付させて頂きました。ご参加頂きました皆様、ご協力ありがとうございました。