2016年12月16日金曜日

12/23『見えない都市』朗読会 at 森岡書店


※終了しました
来週23日(金・祝)の夜、久しぶりに森岡書店さんで朗読会をします。

『見えない都市』は、イタロ・カルヴィーノの描いた不思議な小説です。
物語の中では『東方見聞録』で有名なマルコ・ポーロがフビライ・ハンの寵臣となり、様々な空想都市の奇妙な報告を行なっていきます。
「報告」という形式上、音で伝えることを前提として書かれていますが、その内容はイメージの読み書きに等しく、非現実の奇妙な都市が聞く者の頭の中に次々と描かれていきます。

今回は、作家の鳴坂さんがこの『見えない都市』をテーマに油彩と銅版画の作品を展示され、私は”見えないはずの世界”が切り取られた空間で、マルコポーロになったつもりでこの小説を朗読したいと思います。

クリスマス間近の夜、鳴坂さんからのプレゼントを是非お楽しみください。


展 示:2016年12月20日〜25日
朗読会:2016年12月23日(金・祝)19時より 
※詳細以下

以下、『見えない都市』特設FaceBookページより---------------------------

私にとっていちばん大切な一冊、カルヴィーノ著『見えない都市』を書店の中心に据えて、油彩画と銅版画の小品を展示いたします。

会期中は、文庫版と現在品切中の単行本(美品古書)、部数僅かですがイタリア語版ペーパーバックが書店内に並びます。

2016年12月20日(火)~25日(日)
森岡書店 morioka shoten
東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル1階
営業時間:13:00~20:00

※朗読会は定員に達しましたので締め切らせて頂きました
【関連企画】
カルヴィーノ『見えない都市』を読む
『見えない都市』イタロ・カルヴィーノ著 米川良夫訳 河出書房新社 より数編

日時:12月23日(金・祝)19時
朗読:岡安圭子(朗読家)

2016年12月5日月曜日

12/17(土)ながら朗読会

※終了しました
朗読教室の夜は浅草橋Keitoさんにて恒例のながら朗読会です。
お好きな「ながら」をお持ちくださいませー。


※以下、KeitoさんHPより引用です。

2016/12/17(土)

NEW◯△しながらお話を聞く朗読会

ながら朗読会12月 『雪渡り』ほか
編み物をすること、糸を紡ぐこと、織ること、刺すこと。。どれも、時間をかける作業です。
読書も同じ。どっちも好きでも、これはなかなか同時にはできません。
「ながら朗読会」は自分の好きなことを持ち込んで、”◯△しながら”お話を聞くことができる朗読会です。編み物しながら、糸を紡ぎながら、絵を描きながら、もちろんお話に専念するのもよしです。是非聞きに来てください。
この日のお話は、宮沢賢治の作品から、『やまなし』『おきな草』『いちょうの実』、そして『雪渡り』。
朗読家の岡安圭子さんによる朗読です。
朗読家 岡安圭子
2007年より活動を始める。揺らぐ音の空間づくりに携わり、美術館、古書店、ギャラリーなどで朗読会を企画・開催している。ナレーション、朗読教室など。
HP:okayasukeiko.com
「ながら朗読会」
【日時】12月17日(土)19時〜20時半 ※途中休憩を挟みます
【参加費】¥1500+税 (KeitoBOOKSで当日お買いものを頂いた方は500円引き!)【定員】15名
お好きな「ながら」をお持ちください。(音がするもの、大きなスペースを要するものなどはNG, 他の方のながら朗読タイムを邪魔しなければ何でもOK)もちろん無くてもOKです。
お申し込みはKeitoカウンター、またはお電話にてお待ちしております。
TEL 03-5809-2018(営業時間10時〜18時)
※前日まではメール info@keito-shop.comでも受付けております。
お名前、当日つながるお電話番号を明記の上記までご連絡ください。
ドメイン指定受信などにより、返信ができないことがございます。翌日昼頃までに受付確認メールが届かない場合はお手数ですがお電話にてご確認いただきますようお願いいたします。

2016年10月26日水曜日

12月の朗読教室のお知らせ

★お知らせ
下記にてご案内しました12/17の朗読教室ですが、今回は定員に達しないため中止とさせていただきます。
お気遣い下さいました皆様、本当にありがとうございます。
来年度のご案内は追ってお知らせさせていただきます。

今年もいろいろな生徒さんがいらしてくださり、いろいろなご感想を頂いたり、和やかな時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。
来年は、朗読家として活動を始めてちょうど10年になります。試行錯誤しながら積み上げてきたものを、こうして教室で少しづつ、誰かに、見えない形で返していけることを幸せに思います。

年の瀬も迫り慌ただしくなってまいりましたが、どうぞご自愛ください。来年もどうぞよろしくお願い致します。
岡安圭子

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毎月第3土曜に開催している朗読教室のご案内ですが、11月はお休みを頂きます。
次回12月、年内最後の朗読教室のご案内です。

「朗読=ただ本を読む」ことは、意外と難しいことに気づきます。文字を音や静けさに変えていくシンプルな作業は、シンプルが故に素の自分と向き合うことになるからです。けれど、読むことに集中し我を忘れた瞬間はとても心地よいものです。
土曜日の午後、日常と離れて音の空間を作ってみませんか。

<12月の朗読教室> ※大人向け
日時:2017年12月17日(土)1時〜14時30分(90分)
場所:MAREBITO 東京都中央区新川1-3-23 八重洲有和ビル2階
   http://mare-bito.com/
料金:3,000円(税込) テキスト、DRINK、録音つき。
お申し込み:メールにてお名前とご連絡先をお知らせください。okayasukeiko@gmail.com
<内容>
当日にテキストをお渡しし、参加者の皆さんで一つの物語を朗読します。最後に録音しご自身の声を聴いて頂きます。後半30分はお茶を飲みながらおしゃべりを楽しみましょう。ご予約をお待ちしております。
岡安圭子 okayasukeiko.com


2016年10月14日金曜日

TWELVE LETTERS  -音楽と朗読-


カレンダーに添えられた、FとMの往復書簡を音楽と朗読で綴ります。

音楽と朗読 “TWELVE LETTERS”終了しました。

朗読: 只松靖浩 岡安圭子(東京)
音楽: 西村周平
時間: 開場 19:00/開演 19:30
料金: ¥2500
予約:office@sowale.net まで、お名前と人数、連絡先をお知らせください。
日時/会場:
10/22(土)23(日)アトリエ・ハコ 東京都杉並区西荻南3-8-19 ヤマイチビル3F 

2016年10月3日月曜日

10月の朗読教室のお知らせ

毎月第3土曜に開催している朗読教室のご案内です。

「朗読=ただ本を読む」ことは、意外と難しいことに気づきます。文字を音や静けさに変えていくシンプルな作業は、シンプルが故に素の自分と向き合うことになるからです。けれど、読むことに集中し我を忘れた瞬間はとても心地よいものです。
土曜日の午後、日常と離れて音の空間を作ってみませんか。

<10月の朗読教室> ※大人向け
日時:2016年10月15日(土)13時30分〜15時00分(90分)
※諸事情により、通常より30分遅いスタートとさせて頂きます。申し訳ございません。
場所:MAREBITO 東京都中央区新川1-3-23 八重洲有和ビル2階
   http://mare-bito.com/
料金:3,000円(税込) テキスト、DRINK、録音つき。
お申し込み:メールにてお名前とご連絡先をお知らせください。okayasukeiko@gmail.com
<内容>
当日にテキストをお渡しし、参加者の皆さんで一つの物語を朗読します。最後に録音しご自身の声を聴いて頂きます。後半30分はお茶を飲みながらおしゃべりを楽しみましょう。ご予約をお待ちしております。
岡安圭子 okayasukeiko.com

2016年9月30日金曜日

10/15Sat.夜 ながら朗読会10月 at Keito

先月に開催して好評を頂いたKeitoさんでの「ながら朗読会」、継続して行うことが決まりました。今月は10/15(土)夜18:30〜、編み物など好きなものに集中しながら聴く「注文の多い料理店」、どうぞお楽しみください。

以下、KeitoさんのHPより
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編み物をすること、糸を紡ぐこと、織ること、刺すこと。。どれも、時間をかける作業です。
読書も同じ。どっちも好きでも、これはなかなか同時にはできません。
「ながら朗読会」は自分の好きなことを持ち込んで、”◯△しながら”お話を聞くことができる朗読会です。編み物しながら、糸を紡ぎながら、絵を描きながら、もちろんお話に専念するのもよしです。是非聞きに来てください。
この日の物語は、宮沢賢治の作品から
童話集『注文の多い料理店』より、
『序』『どんぐりと山猫』『注文の多い料理店』『鹿踊りのはじまり』の四編です。
今回も朗読家の岡安圭子さんによる朗読です。
朗読家 岡安圭子
2007年より活動を始める。揺らぐ音の空間づくりに携わり、美術館、古書店、ギャラリーなどで朗読会を企画・開催している。ナレーション、朗読教室など。
HP:okayasukeiko.com
「ながら朗読会」
【日時】10月15日(土)18時30分〜20時 ※途中休憩を挟みます
【参加費】¥1500+税 
【定員】15名
お好きな「ながら」をお持ちください。(音がするもの、大きなスペースを要するものなどはNG, 他の方のながら朗読タイムを邪魔しなければ何でもOK)もちろん無くてもOKです。
※途中入場はできません。予めご了承ください。
お申し込みはKeitoカウンター、またはお電話にてお待ちしております。
TEL 03-5809-2018(営業時間10時〜18時・月曜定休)
※前日まではメール info@keito-shop.comでも受付けております。
お名前、当日つながるお電話番号を明記の上記までご連絡ください。
ドメイン指定受信などにより、返信ができないことがございます。翌日昼頃までに受付確認メールが届かない場合はお手数ですがお電話にてご確認いただきますようお願いいたします。



 photo by Keito(浅草橋)



2016年9月17日土曜日

9/21wed.夜「ながら朗読会」keitobooks



糸の専門店Keitoさんが4周年を迎えられ、手芸好きのための本売り場「KeitoBOOKS」が始まることになりました。
9月21日水曜日まさにこの夜、4周年を記念して、キックオフイベント「ながら朗読会」を開催します。
編み物や手芸をされる方はもちろん、絵を描かれる方、文章を書く方、うたた寝する方・・・(?)、みなさま好きなことを持ち込んで作業される傍らで、私は宮沢賢治の物語を朗読します。ぜひ、お好きな「何か」とともに遊びにいらしてくださいね!
〜〜以下、Keito WebSiteより〜〜
編み物をすること、糸を紡ぐこと、織ること、刺すこと。。どれも、時間をかける作業です。読書も同じ。どっちも好きでも、これはなかなか同時にはできません。
「ながら朗読会」は自分の好きなことを持ち込んで、”◯△しながら”お話を聞くことができる朗読会です。編み物しながら、糸を紡ぎながら、絵を描きながら、もちろんお話に専念するのもよしです。是非聞きに来てください。
「ながら朗読会」
【日時】9月21日(水)19時〜20時半 ※途中休憩を挟みます 終了しました。
【参加費】¥1000+税 (foofによる焼き菓子付き!)
【定員】30名
【読み物】宮沢賢治『貝の火』『やまなし』
お好きな「ながら」をお持ちください。(音がするもの、大きなスペースを要するものなどはNG, 他の方のながら朗読タイムを邪魔しなければ何でもOK)もちろん無くてもOKです。
お申し込みはKeitoカウンター、またはお電話にてお待ちしております。
TEL 03-5809-2018(営業時間10時〜18時)
※前日まではメール info@keito-shop.comでも受付けております。
お名前、当日つながるお電話番号を明記の上記までご連絡ください。
ドメイン指定受信などにより、返信ができないことがございます。翌日昼頃までに受付確認メールが届かない場合はお手数ですがお電話にてご確認いただきますようお願いいたします。


【朗読会を終えて】

「ながら朗読」、終了しました。
ご来場下さった皆さんは、編み物や糸紡ぎやお絵描きや、それぞれ好きなことに集中されながら朗読を聴いて下さいました。手元が動いているので目は合いませんが、耳だけ傾けて聞いて下さってるのが伝わってきました。おのおのの手が細やかに動いていく中で物語が進み、手の動きと声のリズムがシンクロし、打ち合わせもないのにまるで映画のワンシーンを作っているような不思議な一体感が生まれました。こんな朗読会は初めてです…。 
シンプルだけど、本当に良い企画だと思いました。朗読会のあの時間を一緒に作って下さったご来場のみなさま、企画を立てられたkeitoの渡辺さんとkeitoスタッフのみなさま、ご縁を作って下さったスノーショベリングの中村さんに感謝です。
それ一つでセーターが編めるという巨大な毛糸玉や、keitobooksが彩る店内は遊び心があり、お店のスタッフの方との会話も心地よく弾む、keitoは素晴らしいお店です。是非一度、浅草橋に足をお運びください。
 photo by Keito

2016年9月10日土曜日

9月の朗読教室のご案内

毎月第3土曜に開催している朗読教室です。
「朗読=ただ本を読む」ことは、意外と難しいことに気づきます。文字を音や静けさに変えていくシンプルな作業は、シンプルが故に素の自分と向き合うことになるからです。けれど、読むことに集中し我を忘れた瞬間はとても心地よいものです。
土曜日の午後、日常と離れて音の空間を作ってみませんか

<9月の朗読教室> ※大人向けです
日時:2016年9月17日(土)13時〜14時30分(90分)
場所:MAREBITO 東京都中央区新川1-3-23 八重洲有和ビル2階
   http://mare-bito.com/
料金:3,000円(税込) テキスト、DRINK、録音つき。
お申し込み:メールにてお名前とご連絡先をお知らせください。okayasukeiko@gmail.com

<内容>
当日にテキストをお渡しし、参加者の皆さんで一つの物語を朗読します。最後に録音しご自身の声を聴いて頂きます。後半30分はお茶を飲みながらおしゃべりを楽しみましょう。ご予約をお待ちしております。
岡安圭子 okayasukeiko.com

【この日の朗読教室について】

昨日の朗読教室では、テーブルに三つ並べた久坂葉子さんの詩から生徒さんにお好きなものを二つ選んで頂きました。朝方の冷えた空気に、久坂葉子さんの少し物悲しい雰囲気が合うかなと思って選びましたが、午後は少し暑さがぶり返し昼の光がいっぱいに差し込んでいました。
 
事前にご予約いただいた生徒さんが喉を痛めていらっしゃるとのことでしたので、喉に優しいペパーミントの入ったハーブティをご用意しました。「声が出なくても教室へ行きます!」と言ってくださり、ありがたかったです。(結局声は出ました。しかもちょっとハスキーで魅力的でした。)
この日の朗読は本当によくて、みんなで録音したものを聴きながら心地よい時間を過ごしました。詩は特に「間」が大事なのだなぁと改めて考えさせられましたし、「何度も読んでいるうちにどんどん楽しくなる」とおっしゃってくださった生徒さんがいらして、それってとても根源的で素敵なことだなと思いました。変わったことをやるより、本当にシンプルに朗読を楽しんで行こうと思いました。
次回は10月15日(土)に。どんな読み物にしようか、どんな飲み物にしようか。「秋」を目一杯楽しもうと思います。

2016年7月24日日曜日

8月の朗読教室のご案内

毎月第3土曜に開催している朗読教室です。
 
「朗読=ただ本を読む」ことは、意外と難しいことに気づきます。文字を音や静けさに変えていくシンプルな作業は、シンプルが故に素の自分と向き合うことになるからです。けれど、読むことに集中し我を忘れた瞬間はとても心地よいものです。
土曜日の午後、日常と離れて音の空間を作ってみませんか。
 
<8月の朗読教室> ※大人向け
日時:2016年8月20日(土)13時〜14時30分(90分)
場所:MAREBITO 東京都中央区新川1-3-23 八重洲有和ビル2階
   http://mare-bito.com/
料金:3,000円(税込) テキスト、DRINK、録音つき。
お申し込み:メールにてお名前とご連絡先をお知らせください。okayasukeiko@gmail.com
<内容>
当日にテキストをお渡しし、参加者の皆さんで一つの物語を朗読します。最後に録音しご自身の声を聴いて頂きます。後半30分はお茶を飲みながらおしゃべりを楽しみましょう。ご予約をお待ちしております。
岡安圭子



【この日の朗読教室について】

8月の朗読教室、今回は夏目漱石の「夢十夜」より、第一夜を朗読しました。死んでいく女とそれを埋める男、男が発する女の声と、女が発する男の声。古いものが取り囲むマレビトで、男が待つ百年の物語を朗読しました。
 
ある生徒さんがこの教室のことを「言葉の感覚のストレッチ」のようだと言ってくださいました。普段使っている言葉を、普段使わない器官を使って受けたり発したり。自分の朗読した声をその場でみんなで聴く、というちょっとマゾヒスティックな経験もできます。
次回は9月17日(土)13時〜です。言葉のヨガをするような気分で、どうぞ遊びにいらしてください。


2016年7月15日金曜日

7月の朗読教室のご案内

毎月第3土曜日に、ギャラリーマレビトにて朗読教室を始めることになりました。

「朗読=ただ本を読む」ことは、意外と難しいことに気づきます。文字を音や静けさに変えていくシンプルな作業は、シンプルが故に素の自分と向き合うことになるからです。けれど、読むことに集中し我を忘れた瞬間はとても心地よいものです。
土曜日の午後、日常と離れて音の空間を作ってみませんか。

<7月の朗読教室> ※大人向けです
日時:2016年7月16日(土)13時〜14時30分(90分) ※終了しました
場所:MAREBITO
   東京都中央区新川1-3-23 八重洲有和ビル2階
料金:3,000円(税込) テキスト、DRINKつき。
お申し込み:メールにてお名前とご連絡先をお知らせください。

okayasukeiko@gmail.com

<内容>
当日にテキストをお渡しし、参加者の皆さんで一つの物語を朗読します。最後に録音しご自身の声を聴いて頂きます。後半30分はお茶を飲みながらおしゃべりを楽しみましょう。ご予約をお待ちしております。

朗読家 岡安圭子





【この日の教室について】





今回のテキストは宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』より、「一 午後の授業」でした。お茶は、疲れが溜まりやすいこの時期にぴったりのハーブティー、奈良県吉野産のレモングラスにしました。疲労回復やむくみなどの効能があるそうです。ポットで3〜5分ほど蒸らした後、湯飲みに注いだ瞬間にレモングラスの爽やかな香りが広がりました。
眠そうなジョバンニと、穏やかな語り口の現像やさんと、メガネを落っことしちゃった先生とで、夜空にかかる天の川の物語を紡ぎました。

2016年5月21日土曜日

朗読会 森茉莉『贅沢貧乏』 at 森鴎外記念館

森茉莉さんが生まれ育った場所にある「森鴎外記念館」にて、『贅沢貧乏』朗読会を開催します。現在記念館では「私が私であること −森家の女性たち、喜美子、志げ、茉莉、杏奴−」展が開催中です。朗読会と合わせてご観覧下さい。
<イベント詳細>
  お申し込みは終了しました

 夜のカフェでお茶を飲みながら森茉莉作『贅沢貧乏』の朗読を楽しみます。
日時:617日(金)      1900-2030    
朗読:岡安圭子氏(朗読家)           
会場:モリキネカフェ       
定員:15         
参加費:800円(お茶付)
締切:62日(木)        
【申込方法】
 ◆往復はがき
往信に「参加希望プログラム名・日時」・氏名(ふりがな)・住所・電話番号を、返信用には、住所・氏名を明記の上、
113-0022 東京都文京区千駄木1234 文京区立森鴎外記念館イベント受付係までご応募ください。
◆Eメール
件名に「参加希望プログラム名・日時」、本文に氏名(ふりがな)・電話番号・Eメールを明記の上、
bmk-event@moriogai-kinenkan.jpにご応募ください。
※申し込みは、1通につき1名様(お一人様1通まで)、応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
※ご不明な点等ございましたら、文京区立森鴎外記念館にお問い合わせください。

http://moriogai-kinenkan.jp/modules/event/?smode=Daily&action=View&event_id=0000000493

春と修羅 at 組む東京 終了しました。

「星めぐりの歌」 

あかいめだまの さそり

ひろげた鷲の  つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。

オリオンは高く うたひ

つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。

大ぐまのあしを きたに

五つのばした  ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて。

       宮沢賢治


・・・・・・・・・・・


「春と修羅」−クラヴィコードと朗読− へご来場くださいました皆様、ありがとうございました。上は、最後に読んだ星めぐりの歌です。お客様の中に花巻のご出身の方がいらっしゃり、「子供の頃夕方5時になるとこの歌が流れるんです」とおっしゃっていました。花巻でなくてもどこか懐かしい感じがするこの歌は、賛美歌が元になっているようです。祈りの楽器のクラヴィコードとうまく調和することができたでしょうか。


組む東京さんでは、この日1周年を迎えられました。HPで「感覚を開く」というコラムを書かれていたことから、今回内田さんをご紹介させて頂くことになりました。「感覚を開く」ことを意識するようになると、普段いかに自分が「閉じている」かに気づきます。「閉じている」方が楽だと思ってしまうことに慣れています。でもそうではなくて、クラヴィコードの音に委ねて無理なく「開く」ことで、楽というよりは自然に存在していられるように思いました。開いた自然な状態で受けた様々な感覚は、喜びも苦味も同じ一つのものとして感じられました。

内田輝さんとはこれまでも何度か益子で共演させて頂いていましたが、ぜひ東京でもご一緒できたらと思っていました。ようやくその「場」が見つかり、こんな素晴らしいギャラリーで夢が叶いました。たくさんの友人たちが来てくださり、また新しい出会いを頂き、賢治が心象スケッチに描いた天からの授かりもののような二日間でした。

組む東京の小沼のりこさん、クラヴィコード奏者の内田輝さん、組むの優秀なスタッフの皆様、あさこさん、素晴らしい時間をありがとうございました。

追記;初日に、友人であり美容家の岩瀬恵美子さんにメイクをしていただきました。修羅になったようなキリッとメイク、暗闇でもとても映えました。ありがとうございました!









追記;初日に、友人であり美容家の岩瀬恵美子さんにメイクをしていただきました。修羅になったようなキリッとメイク、暗闇でもとても映えました。ありがとうございました!

2016年4月21日木曜日

5/14,15 春と修羅 クラヴィコードと朗読

ギャラリー組むさんにて、クラヴィコード奏者の内田輝さんと共演することになりました。以下、組むさんのHPより。

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「春と修羅」クラヴィーコードと朗読 内田輝 × 岡安圭子

2016年5月14日[土] 19:30開演(19:00開場)
2016年5月15日[日] 14:00開演(13:30開場)  18:00開演(17:30開場)
終了しました




  わたくしといふ現象は ‥ 〜ひとつの青い照明です。
  と謳う迄に至る宮沢賢治の観察眼。
  14世紀に考案されたクラヴィーコード。
  この鍵盤楽器が内包する静寂を聞いたとき、
  わたくしといふ現象は唯の振動である。
  と、思わせてくれる。
  形はちがえど、賢治と14世紀の思想を響きという
  唯の振動に戻す。
  そこに、彼が観た何かを聞けるのかしらん。
  内田輝

朗読家の岡安圭子さんが、組むのHPの「感覚を開く」という言葉を見て
「まさにそういうことをテーマに活動している人がいるんです!」
と会わせてくださったのが内田輝さんでした。
感覚が開かれていることは、気づいていることにつながり。
気づくことは幸せにつながることと思っています。
しばし感覚を開き、耳を澄まし、微細な振動にチューニングをあわせていく。
そんなお楽しみいただければと思っております。
組む東京 小沼のりこ
fee ¥3000
お申し込み方法
下記の要領で、メールでお申し込みください。
件名「春と修羅 申し込み」
① お名前 ② お電話番号 ③ご予約人数
contact@kumu-tokyo.jp
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ご予約を心よりお待ちしております。




2016年4月14日木曜日

4/29(金・祝)『台所のオーケストラ』を味わう  Vo.1・春


 高峰秀子著/新潮社
 1982年新潮社より刊行、2000年文春文庫に収録。
 写真は2012年新潮文庫。

料理研究家の飯塚有紀子さんから、『台所オーケストラ』の朗読を依頼されました。飯塚さんが、大好きなお菓子作りを仕事にして多忙な毎日の中でふと手にするのがこの本で、いつでもお菓子作りを始めた頃の原点に戻れるのだそうです。

著者は、昭和を代表する女優で随筆家としても知られる高峰秀子さん。
ページをめくると右側に食材にまつわるエッセイ、左側にはその食材をつかったレシピが載っていますが、分量は一切記載されていません。
「なんでもかんでも粗めに刻んじゃいます。」で始まるミネストローネのレシピは「月桂樹の葉をコトコト煮ます。野菜がとけちまう寸前に深めの皿に盛り、パセリを散らして、粉チーズを添えます。」とどこまでも軽やかなリズムでキッチンを踊るように弾んでいきます。「大女優」どころか、こんなお母さんが家にいたら楽しいだろうなぁ、料理をする音を聴いてみたいなぁ、とわくわくします。

当日は、飯塚さんがこの本に因んだ食材からブランチを作ってくださいます。おいしい匂いでいっぱいのアトリエで、『台所オーケストラ』を音で楽しんでみませんか。そしてこの本にゆかりのあるとある方もゲストでいらしてくださる予定です。そちらもお楽しみに。

素敵なGWの始まり、ご予約をお待ちしております。
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日時:2016年4月29日(金・祝) 午後12時〜14時
場所:UnPur 台東区浅草橋4-5-4 斉丸浅草橋ビル4F 
読み物:『台所キッチン』高峰秀子著(新潮社)
料金:¥2,500-(ランチつき)
満席となりました
ご予約:okayasukeiko@gmail.com まで、 
    お名前とご連絡先をお知らせください。
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※新潮社様のご協力のもと、著作権者さまに使用許諾を得ております。



2016年4月2日土曜日

VoiceSample宮沢賢治『やまなし』

夏の終わり、2匹の子蟹になったような気分で娘と読みました。
(本文中の画像をクリックしてください。ボイスサンプルが始まります)




2016年4月1日金曜日

voiceSample みーちゃん

みーちゃん 2015/6/8
旅の朝、遊び疲れて眠り込んだ友人に声をかける。眩しい光と柔らかな空気に包まれて、彼女はなかなか布団から出て来なくて・・・
https://soundcloud.com/keiko-okayasu/15-06-08a


https://soundcloud.com/keiko-okayasu/15-06-08a

SoundCloudへ、いくつか声をアップしています。
どれもこれも、ボイスサンプルと呼べるようなきちんとしたものではありませんが、誰かのことを思って発したこの瞬間だけの声を残してみました。



2016年3月31日木曜日

voiceSample ゆめしんかんせん

ゆめしんかんせん 2014/3/24
まだおしゃべりを始めたばかりの、2歳の娘との会話。隅田川をいく船の映像を見ながら、夢のような現実のような、境界線をゆらゆらとゆく母娘の会話です。最後は・・・
https://soundcloud.com/keiko-okayasu/14-03-24a


以前に写真家の大沼ショージさんが作られた映像に合わせて作った音です。
本編はこちら。

「これにどなたか音を入れてください」という問いとともにアップされていたのは、蔵前にあるカワウソからの隅田川の眺めと、テーブルで揺れる東京タワーのオブジェ、遊覧船・・・の気持ちのよい映像。大沼ショージさんがつくられたそれらを観ていたら、2歳の娘が「これなあに、ゆめ?」と聞いて来ました。素敵だな、と思って、録音機を握って「もう一度ゆめって聞いてくれる?」ってお願いしたけど、まぁそんなにうまくいくわけもなく(笑)。けれどもそのまま会話が続いたのでそれを録音してショージさんに送ってみました。そうしたら、その声を元の映像に添えてくださいました。合わさった映像を観たら、自分たちがまるで春の夢の中にいるようでした。

2016年3月24日木曜日

本探しの旅

この前、とある方と話していて「そういえば本選びもしていますよね」と言われてハッとしました。近頃は「この本を読んでください」と依頼されたものを読ませて頂く機会が多かったのですが、もともとは「この展覧会に合う本を選んでください」と依頼を受けるところから朗読家がスタートしています。そしてこの「本選び」も大事な仕事のひとつです。朗読を始めたころからかなり苦労して、自分なりに試行錯誤してきました。

朗読会、というものに興味を抱いてくださった方は、やはりその人だけの世界観をお持ちでいらっしゃることが多く、ご本人と少なからず会話を交わして、作品や場所の雰囲気にあった本を丁寧に選ばせて頂く、ということをしてきました。

けれどもその作業はなかなか難しくて、テーマに合う・合わないだけではなく、世の中には長編短編様々で、朗読会という数十分の枠にそうそううまく収ってくれるものではなく、文章で読んでいるときはいいけれども音にするとさっぱりわからない、あるいは聴きづらいものも多いです。著作権が生きているものについては著作権許諾の申請もします。ただ、日本の出版システムでは、「そもそも誰がこの本の著作権を持っているの?」というところから調べないといけないことが多く、骨が折れます。
「もし自分に文章が書けたらどんなに楽だろうなぁ」と何度思ったかわかりません。時間や場所やテーマに都合のよいものを作れたら。魔法が使えるみたいな気分になると思うのです。

けれども一方で、頭に浮かんだキーワードや、その人とのやりとりで得た世界観や、「朗読会がしてみたい」と思って頂いた気持ちに添うものが、過去の膨大な物語の歴史のどこかに絶対に隠れているとも思うのです。探しているときは「もう無理だ」と何度も思うのですが、そうして必死になってジタバタしている間にゆっくりゆっくり物語の方から近づいて来、自分がきっとそれを掘り当てられるだろう、という確信を持ち始めます。

そして物語を見つけた瞬間、それまで苦しんでいた本探しが、実はとても面白くてワクワクするものだったんだ、ということに気づくのです。依頼をくださった作家さんのびっくり嬉しそうな顔を見、自分のワクワク感と相まって、やっぱり物語を「探す」ことが面白いなと思うのです。それは、どんな遊びにも代えられません。

ずっと以前、朗読会をご依頼くださった作家さんから「自分の作品からイメージした本で朗読会が生まれるなんて、最高じゃないですか」と言って頂いたことがあります。そして選んだ本に因んだ展覧会のタイトルをつけてくださいました。ありがたいのと、そしてその方が感じられたのと同じように、自分のしていることが他者へ影響する嬉しさに初めて気づいた次第です。
 
「朗読会がしてほしいのだけど・・」という方は、どうぞお気軽にお声掛けください。お気に入りの本をご持参くださっても構いませんし、一緒に「本探しの旅」を楽しんで頂いてもとも思います。展覧会のいっとき、過去に記されたひとつの物語から、ご自身の世界が立ち上がるのを眺めてみるのも悪くないのではと思います。

2016年3月20日日曜日

やっぱりなんでもない日。

土曜日。ブックアーティストの足立さんと、コントラヴァス奏者の遠藤さんとで馬喰町ともすけさんにてご飯の会。「とりのうたがきこえる」という足立さんの展覧会で、コントラヴァスの演奏と朗読とをご一緒させていただいたイベントの、2年ぶりの打ち上げ(笑)なのです。足立さんの呼吸や会話はいつもゆったりとしていて、そして遠藤さんの気軽さ、柔軟さみたいなものが合わさって、自然にこの2年越しの約束が成立しました。


会話はもっぱら音についてで、中世やら平安時代やらの音を飛び回りつつ、豆苗をもしゃもしゃ食べ、最後まできりっと冷えた美味しいワインをいただきました。
面白かったのは、初めてこの3名でお食事をしたのだけれど、食べたり飲んだりする量が同じくらい、ということ。遠藤さんは男性で大きな体なのに、私たちと同じペースでお食事されていて、「息が合う」という言い方はあるけれどこの場合は「食が合う」という感じでしょうか。最初から最後まで、自由でここちよい時間でした。何やらおもしろそうな企画も立ち上がって、それを実現するにはこの打ち上げ同様ゆっくりの時間がかかるのだろうと思うけれど(笑)、ぜひご一緒したいなと思いました。
 
ともすけさんの前に東神田の「組む」さんへ立ち寄りました。5月に行うクラヴィコード奏者の内田輝さんとのイベントをこちらに載せていただきました。詳細はまた改めて。


音符も読めない私ですが、近ごろは音楽の方とご縁があるようです。音符に乗らないリズムを模索していけたらと思います。

2016年3月17日木曜日

卒業式。

本日、勤め先の大学で卒業式。お天気もよくて、古い礼拝堂の前に集まる華やかな袴姿の女生徒がたくさん…なのを眺めていると、やっぱり自分の卒業式を思い出します。もう何十年前だろう…
 
時効だからいいと思うのですが、小さな自慢話です。
当時は就職氷河期で、百社以上受けて落ち続けました。「学生時代、何してた?」の質問に、
資格も特になく、留学もしてない、サークルも幽霊部員、何をとっても中途半端…な私はどうしても答えられず…。自分は一体大学で何をしてたんだろう?と落ち込む日々でした。 


それで卒業間近に友達から「教務課から呼び出しかかってるよ!」と教えてもらい、何事かと慌てふためいて学校へ行ったら、
「首席卒業です。おめでとうございます」って。
卒業式の日、一人登壇して、卒業証書を代表で受け取りました。大好きな大学の大好きなチャペルで、静かに感動しました。

 
大学で、私は一緒懸命勉強してたんだなぁ。毎日学校へ通っていました。単位に関係ない授業もたくさんとって、夏休みも冬休みも図書館に通いました。努力、とかって感じじゃなかったから、就職試験の時はそんなこと思いつかなかった…
在学中にお世話になった方にも「誇らしいです」って言ってもらえて、嬉しかった。
 
すいません長々と自分のことを。今日はちょっとセンチメンタルな1日です。

あ、明日も別の学部の卒業式だった…