2014年9月27日土曜日

朗読の流れる時間@マレビト 終了しました

朗読の流れる時間@マレビトを終えました。既に自宅に帰り着き、早々にこれを書いています。

<朗読した本について>※日本文藝家協会により著作権許諾済み
『音楽の絵本』串田孫一著より、下記を抜粋
蓄音機 /秋の組曲 /出会い /金星/虫の終止符/古い楽器のお喋り/忠実な羊飼い/蝋燭

いつもより少し遅い時間の8時に開演しました。朗読が終わった後、朗読よりも長い時間をお客様同士、私も含めてみんなで語らって過ごしました。朗読した本の話、違う国の習慣の話、傷ついたペンギンのおもちゃと美味しいワインで構成されたその場がなんだかとてもよい雰囲気で、そして時間が来てお一人づつそっと帰られていきました。

かつて、火を囲んで人々が夜な夜な語りあっていたその時代を再現した、というのは大げさでしょうか。でも、そんな風に言ってもいんじゃないかと思えるような誇らしい時間でした。

ご来場頂いた皆様、古村さん、堤さん、本当にありがとうございました。


2014年9月10日水曜日

『ハトを飛ばす』@益子

ハトを、飛ばす vol.1 朗読とクラヴィーコードの響き




日 時:2014年10月5日16:00開演
場 所:栃木県益子市 町田家(ご予約後に詳細な住所をご案内します)
料 金:2,000円(1drink)
定 員:30名
要予約:netmal@mac.com

<概要>
町田泰彦の個人的なプロジェクト『ハトを、飛ばす』は、2010年執筆の短編小説から始まりました。震災直後にイメージを撮り始め、2015年の初春に映像作品の発表を予定しています。今回、町田家の森にて、短編「ハトを、飛ばす」とミチカケの寄稿文「サンコウチョウ」を岡安圭子さんに朗読いただき、さらには内田輝さんのクラヴィーコードの演奏を楽しんでいただければと、場を設けさせていただきました。美味しいお酒もご用意しておりますので、ぜひ足をお運びください。

 建築家 町田泰彦

幼少期を主に四国やニュージーランドといった自然が豊かな場所で過ごす。小栗康平監督作品の映画製作参加をきっかけに活動拠点を益子町に移し、映像/文章表現の可能性を探っている
http://www.malplan.com/blog/

<出演>
 音楽家 内田輝 (clavichord , soprano sax)

音楽大学でsaxを専攻。卒業後欧州を旅し、 その実体験から西洋と東洋における紀元前から中世の思想を意識する。ピアノ調律を習得後、14世紀に考案されたclavichord(鍵盤楽器)に出会う。古来からの美意識に基づき、音の霊性と波動を追求している。
http://baroquevoice.tumblr.com/


 朗読家 岡安圭子

2007年より活動を始める。美術館、古書店、カフェなど、テーマや雰囲気に併せて読むものを選び、朗読会を催している。言葉に意味がのせられるもっとずっと以前の”音”を探している。
http://www.okayasukeiko.com/

2014年9月4日木曜日

『朗読の流れる時間』@マレビト

朗読の流れる時間
読み物:『音楽の絵本』串田孫一著
日 時:2014年9月27日(土)20時〜(1時間)
場 所:MAREBITO(東京都中央区新川) 
入場料:1,000円
定 員:20名 
要予約:okayasukeiko@gmail.com
朗 読:岡安圭子
Drink :堤純一 ※ドリンク代は別料金です



徒歩5階を昇った先のマレビトには、壊れた古い蓄音機がありました。
前面の扉を開けると中は空っぽ、けれどもその薄暗い箱の中に、音を奏でた気配がひっそりとありました。

今月の夜、その蓄音機に添える読み物を朗読します。
選んだのは、串田孫一さんの『音楽の絵本』という一冊です。
串田さんご自身がパーソナリティとなり、1965年4月から30年近くに渡り続けられた同名の朗読番組がもとになった本で、番組中に読み上げる詩とエッセイが詰まっています。今回はその中から「蓄音機」をはじめ8編のエッセイを読もうと思います。
いつもの朗読会より少し遅い時間の8時から。
20年前のラジオを聴きに行くような気持ちで、徒歩5階の階段を昇って頂けたらと思います。

2014年9月3日水曜日

『鳥のうたがきこえる』終了しました。

8月23日と30日に行われました朗読会へお越しくださった皆様、ありがとうございました。23日のコントラバスのコンサートでは、言葉通りのお祭り騒ぎがあったのですが、演奏中はぴたりと静かになり安心して音色に耳を傾ける事ができました。
今回は地下の会場で、周りの壁も黒くしっかりとした暗闇の中で行いましたが、あれほどの景色の中で朗読すると、(お客さんにも雰囲気がよかったとおっしゃって頂けましたが)私もなんだか時空のよくわからない場所へ行ったみたいな気持ちになって、いつも以上に何かから解き放たれて言葉を口にすることができました。




詩人でありフランス文学者の清水茂先生と奥様に、嬉しいことを言って頂きました。朗読家冥利につきますし、あの嬉しそうなお顔とやわらかい掌は忘れる事が出来ません。
遠藤さんは久しぶりの再会でしたが、緊張をほぐしてくださる気安さと頼りがいのある音色は変わらずで、夢のような共演をさせて頂きありがたいです。伴奏楽器であるコントラバスがメロディを奏でるのは「象がタップダンスを踏むようなものだ」と足立さんが例えてくれて、遠藤さんを思い出すたびにタップを踏んでいる象のイメージも併せて浮かんでくるようになってしまいました。そんな、大きな存在でした。
そしてギャラリートモスの横島さん、まるでみんなのおかあさんのような寛大な包容力で、安心して思った事を素直に口にして、やりたいようにやらせて頂きました。ありがとうございました。

それからそれから足立さん。
コンサートの日に、日本橋の夜空を見上げてコーヒーをのみつつ、おしゃべりしました。いつかも、同じ場所でお話をしたことがありました。
何をどう、とはっきり言えるわけではないのですが居心地のよさと企画の進行具合のよさをいつも感じている旨を話しましたら、人間の「息」が合う、合わないの説明をしてくださいました。呼吸とか、波長という言い方もあると思いますが、「息」というのがぴったりだなぁと、そのときに思いました。
またいつか、ご一緒させていただきたいと思います。


 コントラヴァスと、足立さんの作品の「枝文字」と。



上記2枚はいずれも足立さん。佇まいもとてもきれいでした。